2012年2月25日土曜日

4月1日より病院名を変更します

当院が医療法人社団灯信会に移行するのに伴い、4月1日より病院名を「さざ波てんかん神経クリニック」に変更します。

診療内容は精神科・心療内科であり、今までと変わりません。いわゆるメンタルクリニックとして様々な心の病に苦しむ方に対して診療を続けます。

さざ波は、感情や精神症状など、こころの波を抑えて穏やかにするという意味と、私の専門である脳波検査の異常波を抑えるという両方の意味を持たせました。

てんかんは、現在の70代以上の方々であればかつて良く知られた疾患でしたが、その後の薬の普及により、社会的に目立たない存在になりました。患者さんはてんかん発作がなければ健常人と変わらない生活を送っていますので、社会的な偏見にさらされなくなったことは良いことです。しかし、新たにこの病気になって専門的治療を求める方には困る事態が生じています。近年では、車の運転に伴うてんかん発作の問題や、高齢者のてんかん発作の問題が社会的に取りざたされています。小児期から老年期に至る様々な問題を抱える疾患で、小児科、精神科、神経内科、脳神経外科が担当しますが、てんかん科は厚生労働省の認める標榜診療科にないことから、専門診療分野のてんかんを病院名に加えました。

当院は精神科の立場でてんかん発作の治療と、これに伴う心理社会的ならびに精神医学的な治療を行います。